2023年8月6日(日) 18:00 マツダスタジアム 広島 vs 巨人

巨人勝ち

今日も暑そうだ。何かを変えないと勝ちの目はないだろう。特別な日という縛りをしてしまうと、ビジターチームには圧倒的に不利となる。スポーツの世界にそれを持ち込むのはどうかと思う、というのが考え。もちろん、重要な日、大切な日であることに間違いはないんだ。それはわかっている。

試合結果

記録

広島 0 – 13 巨人

責任投手

メンデス( 3 勝 3 敗 0 S )
大瀬良大地( 4 勝 9 敗 0 S )
S

本塁打

巨人岡本和真 28 号( 1 回表ツーラン)
長野久義 2 号( 2 回表ソロ)
岡本和真 29 号( 4 回表ソロ)
中田翔 12 号( 8 回表スリーラン)
岡本和真 30 号( 8 回表ソロ)
広島

展開

1 回表

吉川尚輝レフトフライ
坂本勇人レフト安打
秋広優人空振り三振
岡本和真レフト本塁打
(広島 0 – 2 巨人)
大城卓三セカンドゴロ

1 回裏

菊池涼介ファーストファールフライ
小園海斗キャッチャーゴロ
秋山翔吾セカンドゴロ

2 回表

長野久義レフト本塁打
(広島 0 – 3 巨人)
ブリンソンセンターフライ
門脇誠レフト安打
メンデス送りバント失敗ピッチャーゴロ併殺1-6-3

2 回裏

上本崇司ライト安打
坂倉将吾ショートフライ
デビッドソン四球
堂林翔太レフト安打
末包昇大空振り三振
大瀬良大地空振り三振

3 回表

吉川尚輝レフトフライ
坂本勇人ファーストファールフライ
秋広優人センターフライ

3 回裏

菊池涼介セカンドフライ
小園海斗サードゴロ
秋山翔吾四球
上本崇司ピッチャーゴロ

4 回表

岡本和真レフト本塁打
(広島 0 – 4 巨人)
大城卓三ライト安打
長野久義レフトフライ
ブリンソンレフト安打
門脇誠レフト安打
メンデスピッチャーゴロ併殺1-2-3

4 回裏

坂倉将吾ファーストゴロ
デビッドソンセンターフライ
堂林翔太レフト二塁打
末包昇大空振り三振

5 回表

吉川尚輝セカンドライナー
坂本勇人センターフライ
秋広優人ファーストゴロ

5 回裏

代打:大瀬良→中村
中村奨成空振り三振
菊池涼介セカンドフライ
小園海斗ライト安打
秋山翔吾センターフライ

6 回表

投手交代:大瀬良→大道
岡本和真ショートゴロ
大城卓三右中間二塁打
長野久義空振り三振
ブリンソンライト二塁打
(広島 0 – 5 巨人)
門脇誠申告敬遠
メンデスショートゴロ

6 回裏

上本崇司セカンドフライ
坂倉将吾ライトフライ
デビッドソンライトフライ

7 回表

投手交代:大道→戸根
吉川尚輝四球
坂本勇人四球
代打:秋広→増田大
増田大輝送りバント
岡本和真申告敬遠
大城卓三四球
(広島 0 – 6 巨人)
長野久義セカンドフライ
ブリンソン空振り三振

7 回裏

投手交代:メンデス→鈴木
守備交代:レフト増田
堂林翔太ファーストファールフライ
末包昇大ショートゴロ
代打:戸根→羽月
羽月隆太郎サードフライ

8 回表

投手交代:戸根→河野
門脇誠レフト安打
代打:鈴木→重信
重信慎之介レフトフライ
吉川尚輝センター安打
坂本勇人センター二塁打
(広島 0 – 7 巨人)
代打:増田大→中田
中田翔レフト本塁打
(広島 0 – 10 巨人)
岡本和真レフト本塁打
(広島 0 – 11 巨人)
大城卓三空振り三振
長野久義ライトフライ

8 回裏

投手交代:鈴木→菊地
守備交代:ファースト中田
守備交代:ショート中山
守備交代:レフト重信
守備交代:ライトオコエ
守備交代:キャッチャー小林
菊池涼介ショートフライ
小園海斗センターフライ
代打:秋山→大盛
大盛穂空振り三振

9 回表

投手交代:河野→ケムナ
守備交代:キャッチャー磯村
守備交代:セカンド矢野
守備交代:ライト野間
守備変更:大盛センター
守備変更:末包ライト→レフト
ブリンソンセンター安打
門脇誠レフト安打
重信慎之介ショートゴロ
吉川尚輝
(投手ケムナワイルドピッチ)(0-12)
ライト安打
(広島 0 – 13 巨人)
(吉川尚輝)送球間セカンド狙うもアウト
オコエ瑠偉セカンドフライ

9 回裏

投手交代:菊地→ビーディ
矢野雅哉セカンドゴロ
磯村嘉孝サードゴロ
デビッドソンサードライナー

感想

メンデスは力強いストレートを投げ切れていたように思う。それがストライクゾーンに入るかどうかは別として。しかし、消極的と言えばいいのか、弱気と言えばいいのか、2 試合連続で打たれているデビッドソンと勝負しきれない。岡本が幾ら打っても、相手チームは岡本と勝負してくれるぜ? 高々 3 割なんだ。3 回に 2 回は抑えることが出来るはずなんだよ。

巨人のピッチャー、全体的に言えることだけれど、勝負しきれずにフォアボールを出して、自分で自分の首を絞めるシーンが多すぎる。

メンデスは、なぞの 6 回無失点 84 球での降板。少しでも中継ぎを休めた方が良くないか? ベンチの意図が見えてこない。

変わった鈴木はストレートで押して、7 球で抑える。いいピッチングするじゃないか。続けてくれると嬉しい。

菊地、ビーディも落ち着いた良い投球を見せてくれた。まぁ、点差もあるから、気持ち的に楽ではあったのだろうけれど、接戦でも同じように投げてくれればいいのになぁ。

さて、大幅に打順を変更してきた。当然だろう。秋広の昇格が早すぎたのだ。確かに秋広は素晴らしいバッティングを見せているが、どちらかというと意外性の人。チャンスではあまり打てていない。また、守備の際の緩慢なプレーが目立っている。

1 回表、2 回表と得点はやっぱりホームラン。岡本は調子がいいんだろう。打った瞬間にグッバイボール。長野の打球も綺麗な放物線を描いてスタンドへ。負け続けてきた広島大瀬良から早々に 3 点を取ることが出来て、順調な滑り出し。

しかし、2 回裏にワンアウト満塁。メンデスの独り舞台。ギリギリで広島末包、広島大瀬良を連続三振に仕留めてピンチを乗り越える。

いやー、3 回表の 7 球でスリーアウトはどうだろう。吉川尚、坂本が 2 球でツーアウトを献上、秋広もちょっとは我慢していたけれど、気配はまったくなかった。流れが変わる展開。嫌な予感。

4 回表の先頭、岡本がホームラン。流れを引き戻す大きな 1 本。1 回表のリプレイを見ているような当たり。飛距離は短かったけれど、打った瞬間にグッバイボール。そこから猛攻でワンアウト満塁まで攻め立てる。打席にはメンデス。うーん、だねぇ。2 回表の送りバント失敗に続き、2 打席連続のゲッツーで流れを止める。勝ち星に恵まれないのはこういうところだと思う。一人の野手として打席に立たないと。

6 回表、大城の二塁打とブリンソンの二塁打で 1 得点。点が入るときは不思議なくらい簡単に入るもの。ホームランでしか得点できていなかった嫌な流れを払拭する 1 本だった。

ブリンソンも意外性な人だよなぁ。ただ、一つ言えるのは、打順の組み換えが大きかったと思った。秋広はちょっとねぇ、だけどさ。ブリンソンは 7 番に下がって、楽に打席に入っているように見えた。5 番で大城のバッティングが活きた。打順って本当に重要なんだなぁ。

7 回表、広島戸根がフォアボール連発で自滅。フォアボール、フォアボール、代打まで出して送りバント、フォアボール、フォアボールで 1 点。ワンアウト満塁から押し出しの 1 点しか取れないのが今の巨人。

代打で出てきた重信に一言。自分の足の価値を活かせない打ち上げ癖をどうにかしないと、チームにキミの居場所はないと思うよ。パンチ力はある。しかし、そんな低い確率に賭けて打ち上げるより、転がして足を活かすことを考えないと。

8 回表、吉川尚、坂本が繋いで、代打中田。鋭く振り抜いた打球は一直線にスタンドへ。通算 300 号ホームラン、おめでとうございます。平成生まれでは初めてらしい。えっ? 平成生まれ・・・遠い目。余韻に浸る暇なく、岡本が本日 3 本目。絶好調なんだろうなぁ。まったくきれずにレフトポール際へ一直線。むしろ、最後はフックしているようにさえ見えた。

連敗止められて良かった。そして 3 位浮上。

週の終わりの勝利は気持ちよく眠れるから良いです。ホームランでしか点が取れないのがどうとか言ってるけど、ここまで突き抜けると清々しいです。

来週は東京ドームに帰って 6 連戦。タノムヨ!!!